2018年の新しい幕開けを清々しくお迎えになった組合員の皆様。今年もお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

昨年は予想したように秋の総選挙が戦われました。結果は言わずもがなのものでしたが、現在の選挙制度で政権に対する抵抗勢力の野党があの状況であれば当然の結果と言えるものでした。しかし、私たちの主張は間違っていたのかといえば選挙結果が示すほどに悪質なものではなかったと思います。ただ、投票権を有する国民の皆さんには、臨場感のある訴えができなかったこと、加えて政権側が可能な限り低投票率を狙って様々な手を打ってきたことなどが要因といえます。以前「無党派は寝ていろ」というセリフを吐いた自民党の大物がいました。これはあながち冗談ではないのです。政権側からみると民主主義とは非常に手間のかかる厄介なものなのです。最近は「ワンフレーズ」の達人であったり「大衆迎合」でひきつけたりとあたかも皆の話を聞いているぞ、と言わんばかりの大げさな振り付けのアピールがマスコミを通じて大々的に流されることもあり、地道な発言や派手さの無いマスコミが取り上げてくれない課題では多くの国民の気持ちにアプローチができないようになっているのでしょう。

自治労という労働組合はいつも申し上げているとおり国民に最も近いところで仕事をしている労働者の集団です。時には住民の皆さんから攻撃を受けることもありますが、多くの場合、話し合いで理解しあえることだったりします。意思疎通や情報提供がうまくいっていないと誤解が生まれます。前述したように民主主義は手間のかかる大変苦労する仕組みですが、これを抜きにこの国の平和や安寧な国民生活は維持しようがありません。それを私たち一人ひとりが現場で担っているのです。

組合員の皆さん、どうか忘れないでください。地道にこの国の土台を支えているのは私たちです。その弛まぬ努力に喝采がなくともがんばりましょう。

私たちが「正義の味方」です。その気持ちが権力の暴走に立ち向かう力の源泉です。